2017年2月15日(水)
19:30-21:00
講師 秋山綾子(研究会代表、レジリエンスアドバンストレーナー)
◆「逆境」が、人を強くしなやかに育てる◆
第4回目の勉強会は、ポジティブヘルスの根幹でもある
ポジティブ心理学の大切な要素の一つ「レジリエンス」に焦点を当てます。
2016年12月に行った第2回勉強会でもテーマとして取り上げましたが、
その時の内容が大変に好評だったため、第二弾として改めて向き合い、深めていきます。
「レジリエンス」とは、
・回復力
・逆境力
・復元力
などと訳され、さまざまな分野で注目されています。
日常に見られる状況で言えば
仕事でうまく結果が出ず、さらに上司に叱責されたとき、どのように対処するのか。
医療、特にリハビリテーション関連であれば
身体的に障害をおってしまったとき、その後の人生に対してどんな風に向き合うのか。
そのような一般的に "困難な状況" とされる経験も、エネルギーに変えることができる。
無理やりにではなく「レジリエンス」を高めるためには、いくつか実証されている方法があります。
そして、
レジリエンスが高いことと実際の健康状態とはどのような関係があるのか。
それを知ることによって、自分自身の日々の生活の質を向上させることはもちろん
クライアントと対話の中身も変わっていくのではと思います。
今回の勉強会では、具体的なデータも紹介しながら、
自分自身やそれぞれの社会的役割のなかでどのように活用できるかのディスカッションも行っていきます。
【講師プロフィール】
秋山 綾子 / Ayako Akiyama
・レジリエンスアドバンストレーナー
・ポジティブ心理学基礎講座修了
・心臓リハビリテーション指導士
・理学療法士
・医科学修士
・ヨガ講師
◆ 経歴 ◆
福島県出身。
高校時代に柔軟性向上の目的でヨガを始め、肉体だけではなく精神面にもたらされる効果にも感銘を受ける。
大学では理学療法学を専攻。在学中にヨガ指導者資格を取得。
20歳のときに兄が急逝した経験より循環器の分野に進むことを決め、心臓リハビリテーションの分野での応用とそのエビデンスを検証するために大学院へ進学。
患者さんと接するなかで「感情や思考が身体に及ぼす影響」への関心が増し、さらに2011年の東日本大震災と復興支援活動を通して普段から「心の整え方」や「生き方」について考えておくことの重要性を痛感。
『ポジティブヘルス』という人生の目的を持ったうえで積極的に健康に向かう姿勢に価値を感じ、ポジティブ心理学をベースとした概念を学ぶ。
2015年、身体的な視点からも『ポジティブヘルス』について知り・実践できる機会の提供と専門家育成のため『ポジティブヘルスアカデミー』を設立。合わせて、医療・健康分野の専門家とより深くディスカッションしポジティブヘルスを普及していく目的で、当研究会を主宰している。
◆ メッセージ ◆
「レジリエンス」は、一見ネガティブに感じる逆境にも意味を見出し、人生を豊かにしてくれるものだと思います。
「レジリエンスとは何か」「自分のレジリエンスはどう高めていけるのか」を知ることで、日々の出来事と向き合う姿勢とその後の成長が大きく変わってくることが実感できます。
また、今回は心理面だけでなく身体的なレジリエンスについても皆さんとシェア・ディスカッションできれば幸いです。
【日 時】
2017年2月15日(水)19:30-21:00
※開場 19:15
※終了後、同会場にて30分程度懇談会あり(参加は任意です)
【会 場】
ポジティブヘルスアカデミー
(新宿区新宿1-19-10 サンモール第3マンション502)
>東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅 2番出口より徒歩3分
>東京メトロ丸ノ内線・新宿三丁目駅 C8出口より徒歩8分
>JR新宿駅 東南口より徒歩15分
【対象】
予防/健康分野に従事している方
(医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、
柔道整復師、健康運動指導士、臨床心理士、インストラクター など)
【定 員】
12名
【参加費】
会員 2,000円(税込)
一般 5,000円(税込)
※当日払い
※キャンセル料 前日:50%、当日:100%
【お申込み方法】
下記URLより必要事項をご送信ください。
https://goo.gl/forms/mXYzHRgWPvjzfevI3
※お申込み〆切 2/13(月)15:00